必要だったもの②
前回はこちら。長くて申し訳ありません・・
しばらくしたら、また大泣きを始めて途方に暮れていたところ、優しく声をかけてくださったり、落とし物を拾っていただいたり、何人もの人に助けていただいた。ただただ感謝しかなかった。
やっと息子が落ち着いたら、感謝と不甲斐なさで、めちゃくちゃ泣いた。
それからまたドス黒いことを考え始めたけど、そもそもなんでこんな気持ちになるんだろうか?と考えてみた。
癇癪そのものがつらい?
周りの目が怖い?
みんなと違うのが嫌だ?
いわゆる普通の人生として想像していたこと・・保育園や小学校に行って、行事で運動会を見に行ったり?中学校は反抗期で口悪いこと言われるのかなーとか、受験するのかなーとか、就職のこととか結婚するのかなとか・・にはならないのかもしれないことがつらい?
改めて考えると、結局自分の思う幸せを息子に押し付けていたかもな、そもそも普通って何?周りの目なんてそんなに重要か?と思うようになったところで、
自分の中でストンと、腑に落ちた。
別に息子でいいじゃん、と。
そうしたら一気に気持ちが軽くなった。
そして、偶然かもしれないけど、息子の癇癪が激減した。
たぶん、私のドス黒い感情が息子に伝わってしまっていたん思う。子供にとっては自分が必要とされないことってツライよね。今思えば、息子がパニックの時「助けて」って顔してたもんね。ひどい母親だったよね。ごめんね。と猛反省した。そして、考えるきっかけをくれた、叱ってくれた通りすがりの方に感謝した。
もし、外出先の癇癪で周りの目がツライ、と思っている方がいらっしゃったら、ちょっとだけ私のことを思い出してほしい。全然迷惑だなんて思ってないですよ。なんならお手伝いしたいです。
そんな人間もいますので、大丈夫です。